心の炎が消えぬ間に

ゲームについてのアレコレを、熱が冷めないうちに、気の向くままに書き連ねるブログ

Nintendo Direct E3-2021 気になったタイトル

 

 おひさしぶりです。
 またぼちぼちとブログを書いていこうかなと思ってます。

 

 今回は(リハビリ的なものも兼ねて)先日放送されたE3-2021ダイレクトから、気になったタイトルをピックアップして雑感を綴っていきます。
 順番はいちおう放送紹介順。
 放送まだチェックしてない方は、↓からどうぞ。

 


www.youtube.com

 

 

・ENDER LILIES:Quietus of the Knights


 探索型2DアクションRPG。今年のインディーズ作品の中でもかなり注目度が高いと思われる1本。ダイレクトの映像でも滑らかに動くキャラクターや陰鬱なステージ描写が確認できます。
 実はSteamでの早期アクセスによってブラッシュアップされた作品で、開発段階でも圧倒的好評を受けてきたタイトルです。

 

 インディーズの2Dアクションは難易度的についていける作品かが個人的にネックのひとつで、そこが若干の不安材料。自ら高難易度を謳ってはいますが、レベルデザインや成長要素によりプレイしやすいタイトルになっているといいなあ。
 自キャラのスピードはそこまで激速ではなく扱いやすそうなので、多少の2D攻略経験があればいけるのではー……

 

 触ってみたくなるアクション性があるうえに世界観や音楽がかなり良さそうなので、ひとまず遊んでみようとは思っています。
 早期アクセス中のうちにPC版を手にとるか、Switch版を購入するか、迷っているところですw

 

・Caligura2


 精神病理を扱うっぽい現代世界RPG。珍しくも覚えがあるテーマだなーと思ったら世界観協力がサトミタダシ氏だった。
 ペルソナ1・2好きでしたよー
 興味のある方向性の作品ではあるものの、開発がレジェンドオブレガシー*1を送り込んだフリューということでどうしても警戒せざるを得ない(^_^;)
 前作の評判もそこまで聞かないので、迷わず突撃とはなかなか……
 価格も8000円超と重たいので、うーん評判が良ければ検討かな、というくらい。

 

・METOROID DREAD

 

 フュージョンから実に19年ぶりという2Dメトロイドの完全新作。
 実は過去にお蔵入りした企画の復活だとか。

 私はメトロイドSFCスーパーメトロイドを完全クリアしたくらいで、シリーズにはそれほど明るくはないのですが、紹介映像でのサムスの動きは「確かにサムスだ、懐かしいー!」と思えるものでした。
 一方で印象的だったのは、細い隙間をスライディングでスパッと通過する姿と、無機質な挙動が恐怖を煽る追跡者E.M.M.I。

 果たして、百花繚乱のメトロイドヴァニア界に飛び込むドレッドはどのようなゲームを提示してくるのか。

 メトロイドヴァニアには「開拓したエリアは単なる通路になって、後の探索のテンポを間延びさせる」点があると思っています。本作ではE.M.M.Iの存在がそれに対するカウンターになっているのかな?なんてことを思いつつ、発売日を楽しみにしています。

 

モンスターハンターストーリーズ2 破滅の翼


 おなじみモンハンの世界観をベースにした本格RPG。ライズのアップデート情報紹介に必ずこの作品の情報が付いてくるので既視感がすごいことになっているw
 Treehouseでも時間をかけて紹介していましたね。プロモ活動からカプコンの意欲の高さがこれでもかと伝わってきます(^_^;)

 

 実際、RPGとしては追求しがいのありそうなバトルシステムと、試行錯誤を深く楽しめそうなオトモンの作りがあり、攻略要素の完成度はかなり高そうには感じます。
 じゃあプレイするのかというと……正直、モンハンの世界観ではなく全く別のRPGだったらもっと興味を持っただろうというのが正直なところです。

 適度にデフォルメされたモンスターの造形はけっこう好きなんですけどね……なまじモンハンを知っているだけに、「モンスターと共生している」という似て非なる世界観には没入する前に違和感が先に立ってしまう。そして、主人公をはじめとする人間キャラクターから「こいつのドラマを見てみたい」と思う、心を刺してくるような何かを感じ取れなかった。

 それゆえに、発売後にストーリーやバトルでかなり高評価が挙がればやってみるかも、という感じでいます。力作感はホント伝わってくるんですけどね。対象年齢が低く見えるのが大きなネックに感じてしまっているのかなあ。そういう言葉で切りたくはないのだけれど。

 

・WORTH LIFE


 地味に来週発売の2DスローライフRPG。今回ダイレクトで「地味に要チェックかも」と思った作品。
 多少ファンタジーライフ的な空気を感じる……戦闘も生活系も比較的シンプルな作りっぽくて、こちらも低年齢層をキャッチすることを意識した作品に見えますね。
 ゲーム性に唸るのではなく、人助けロールプレイの温かみをコツコツ味わう作品なのかなというのが第一印象。システムが複雑でないスローライフであるならば、合間合間につまむ作品として良いかもしれない……


 ”好きなように生活しよう”ではなく王様からの依頼であることや、同業者が他に29人いる点がストーリーに絡んでくるのか否かといった、話の土台に正統派のスローライフとはやや異なる点があるのも気になります。
 ¥2980という、小規模には見えないが厚みに不安を覚える程度の価格設定をどう捉えるか。うーむ。

 

・おすそわける メイドインワリオ


 社長!新作作ってたんですね!
 強引な動詞型タイトルに苦笑い。だがそれがいい
 中身は安定の瞬間アクションミニゲームのようですが、今回は使用キャラクターによってゲーム性が変わるという「横の広がり」を盛り込んできたのが印象的。
 箸休め的にチョチョイと楽しむのに最適なゲームとして過去作も味わってきたので、おすそわける相手は居ないのですが、楽しみです。

 

真・女神転生5

 

 初報から幾星霜。とうとうリリース日決定!待っていたぞ!

 しかし主人公、美形だなーと思ったらツイッターでも結構話題になっていた模様。
 変身して髪が伸びるのは魔性を感じますね()中性的なのもこの作品によく合ってていい感じ。
 主人公もですが悪魔の面々もしっかり3D描写が出来ていて、まずはそこに安心しました。メガテンは悪魔が映えてこそなのだよ!*2
 戦闘や悪魔合体のシステムはアトラスなので上手くやってくれているはず。
 発売日に突撃したいと思ってます!

 

虫姫さま


 ケイブ、Switchに移植作出すのか!任天堂方面には展開してこないメーカーだと思っていたので驚愕しました。時代は変わるものですなぁ……

 

 虫姫さまは、実は「ゲームは持ってないがサントラだけ買った*3」作品だったりします。1,4,5面の道中曲がものすごく好きで、適正価格でサントラを買えないかと何度か調べて回ったほど。
 ゲームとしては遊ぶ機会は持てないだろうと思っていたのですが……

 エスプガルーダ2も大復活もいいBGMあるんですよね。こうなったらケツイもSwitchに出してほしいなー
 なおわたくし、弾幕シューは相当前に東方風神録ノーマルをどうにかノーコンティニュークリアした程度の腕前です。今はSTGのブランクが長いのでもっと下手なはず。好きなジャンルなのですがあまり長時間のめり込めないこともあってなかなか上達しない(^_^;)
 ケイブシューの中では虫姫さまが初級者にも遊びやすいと聞くので、とりあえず買ってみようかなぁ。

 

・HADES

 

 PCで発売され、圧倒的高評価で海外レビューサイトからGame of the Yearを多数受賞しているローグライクアクションがSwitchに進出。

 ローグライクやアクションとしての出来栄えもさることながら、作中キャラクター達の会話のやりとりも(日本語ローカライズ含めて)評判が良いらしく、インディーズファンなら体験しておけと言われそうなほどの期待作です。目立ちはしないものの今回のダイレクトで一番の出世作と言えるかも。

 というわけで是非是非プレイしたい―ただ、HADESは前述のとおりPC版もあるのと、XboxがGamepass対応タイトルとして提供するという発表をしており、急がないのであればGamepass for PCでゆっくり遊ぶのもありだな……*4と思案中であります。Switch版は寝転んでも遊べるしこのタイトルはかなり携帯性と相性良いと思うので、悩みますねー

 

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド(続編)


 「年内には」と言っていたのでE3では無理かなと思ってましたが、新情報投下来ましたね。2022年リリースが確定ということで、来年が大変なことに(((;゚Д゚)))スプラモクルシ・・・

 短めのムービーでしたが、義手?と新能力が印象深く、使いこなす日が来るのが楽しみ。
 「冒険は空に広がる」というコンセプト的な発言も個人的にいい感じです。

 私としては「BotWと地続きであることがよく分かる物語」を見たいと思っているので、大きな変化を展開するなら地下か空中であってほしい気持ちがあり、
 好みの方向性が提示されて、期待が膨らみます。

 

●総評


 世間的には大物タイトルがゼルダくらいしか無いことにガッカリした方も少なくないのでは?とも思いましたが、個人的にはこれだけの数のタイトルに興味を惹かれたので、充分満足しています。
 ただ任天堂製でいうとリメイク系が多いのは否めないですね。コロナ禍からまだ1年強(継続中)というわけで、開発への影響はかなりのものがあるのかなと思わずにはいられません。

 

 今年の個人的大黒柱は真・女神転生5。
 他は大作こそ無いものの、ENDER LILIES、HADES、メイドインワリオメトロイドなど細かく渡り歩く感じで楽しめる作品が多いので、今年は数をこなす年にしていこうかな、と考えています。
 今年はPCインディーズ方面にも待っていた作品がいくつかありますしね……

 

 長くなりましたが、ご覧いただきありがとうございました。
 プレイして楽しかったゲームは、また感想をしたためていきたいと思っています。そちらも読んでいただけると、幸いです。

*1:クリアしました。一言で言えば薄味40/100点のSaga

*2:真4の悪魔の1枚絵がどうにも受け入れ難くてスルーした過去があるのです

*3:実はサントラだけ買った作品はけっこう多いです。これだけで1本記事が余裕で書けるくらい

*4:遊びたいインディーズゲームが多数Gamepassに入っていることを知ってしまったのだ。さあどうする、今なら15000で3年遊び放題だぞ!w